2026/08/07 16:00
温泉水が飲めるかどうかは、その温泉が飲用の許可を受けているかで決まります。入浴用の温泉を自由に飲むことはできません。一方、容器詰めして市販されている温泉水は、食品衛生法上の清涼飲料水として製造・管理されたもので、通常の飲料水と同じように飲めます。この記事では、両者の違いと、飲むときの注意点を整理します。
■温泉なら何でも飲めるわけではない
温泉には、入浴用として利用されているものと、飲用が認められているものがあります。飲用に供する場合には、都道府県知事(または保健所長)の許可が必要です。許可を受けていない温泉を飲むことはできません。
温泉地で「この温泉は飲めません」という掲示を見かけるのは、このためです。理由はいくつかあります。
・飲用の許可を受けていない
・循環式である(お湯を濾過・消毒して再利用しているため、飲用には適さない)
・塩素消毒されている ・成分が飲用に適さない
見た目や泉質にかかわらず、掲示や施設の案内に従うことが大前提です。
■飲泉(いんせん)とは
飲用許可を受けた温泉を飲むことを「飲泉」といいます。温泉地には飲泉場が設けられていることがあり、そこでは湧き出たばかりの温泉を飲むことができます。
飲泉場で飲む場合は、次の点に注意してください。
・掲示された飲み方
・分量を守る:成分によって1回の摂取量の目安が示されている場合があります
・年齢や体調による注意がある場合も:施設の案内に従ってください
・持病がある方、治療中の方、妊娠中の方は事前に医師へ相談
・その場で飲む:湧き出た温泉は時間とともに性質が変化します
環境省や日本温泉協会が、温泉の安全な利用について情報を公開しています。あわせてご確認ください。
■市販されている温泉水は飲める
一方、ペットボトルやバッグインボックスなどで容器詰めして販売されている温泉水は、状況が異なります。
これらは飲用許可を受けた源泉を原水とし、食品衛生法上の清涼飲料水(ミネラルウォーター類)として、規格基準を満たすように製造・管理されています。水質検査を経て出荷されるため、一般的なミネラルウォーターと同じように飲むことができます。
・飲泉場の温泉:温泉法の飲用許可のもと、その場で飲む。掲示に従う
・市販の温泉水:清涼飲料水として製造・管理。通常の飲料水と同様に飲める
「温泉水は飲めるの?」という疑問への答えは、どちらを指すかによって変わるというのが正確なところです。
■市販の温泉水を選ぶときに確認したいこと
・品名:ナチュラルミネラルウォーターなど、ミネラルウォーター類の表示があるか
・原材料名:温泉水、鉱泉水などの記載
・採水地・源泉名:どこの、どんな源泉か
・硬度・pH:水質の特徴を示す数値
・賞味期限・保存方法:容器の表示に従う
飲む温泉水そのものの解説は「飲む温泉水とは?飲泉の基礎知識と選び方の基本」、選び方の詳細は「飲む温泉水の選び方 完全ガイド」でまとめています。
■よくある質問
Q. 温泉は飲んでも大丈夫ですか?
A. 飲用の許可を受けた温泉のみ飲むことができます。入浴用の温泉や、循環式・塩素消毒されている温泉は飲めません。必ず施設の掲示や案内に従ってください。
Q. 市販の温泉水は普通に飲めますか?
A. はい。容器詰めして販売されている温泉水は、清涼飲料水として規格基準を満たすように製造・管理されています。容器の表示に従ってお飲みください。
Q. 飲泉場と市販の温泉水は何が違いますか?
A. 飲泉場は温泉法の飲用許可のもとで、その場で源泉を飲むものです。市販品は食品衛生法上の清涼飲料水として製造・管理され、容器詰めで流通します。適用される制度が異なります。
Q. 体調に不安がある場合は?
A. 持病がある方、治療中の方、妊娠中の方などは、事前にかかりつけの医師にご相談ください。
■鹿児島・垂水の飲む温泉水、SACLA
SACLA(さくらじまのやさしい水)は、鹿児島県垂水市「たるみず3号温泉」を源泉とする天然アルカリイオン温泉水です。地下800mから自然噴出する源泉水を、容器詰めしてお届けしています。
・硬度1.4mg/L|国内最高水準の超軟水
・pH9.8|温泉水由来の天然アルカリイオン
・ORP-390mV|源泉直後の測定値(充填時点では約-100mV)
・天然水素0.55ppm|東京工業大学(現・東京科学大学)の調査でも確認
各数値の測定条件は水質データのページに掲載しています。
SACLAは10L×2箱(合計20L)で¥5,500(税込・全国送料無料)、毎月お届けの定期便なら5%オフの¥5,225(税込)です。商品は商品一覧からご覧ください。
なお、飲む温泉水は食品(清涼飲料水)であり、医薬品ではありません。特定の疾病の治療や予防を目的とするものではありません。
