2026/08/02 13:48
飲む温泉水のpHと硬度は、源泉によって大きく異なります。温泉水にはアルカリ性を示すものが多く、pH8〜10程度の水も珍しくありません。硬度は数mg/Lの超軟水から、100mg/Lを超える硬水まで幅があります。同じ「温泉水」でも水質はまったく違うため、購入前にpHと硬度の数値を確認することが大切です。この記事では、温泉水のpHと硬度の見方を解説します。
■なぜ温泉水は水質が源泉ごとに違うのか
温泉水は、地下深くの地層を長い時間かけて通ってきた水です。通過する岩石や地層の種類、深さ、地熱の影響によって、溶け込む成分が変わります。
・火山性のシラス層を通った水:ミネラルが溶け込みにくく、硬度が低くなる傾向 ・石灰岩層を通った水:カルシウムが溶け込み、硬度が高くなる傾向
同じ「飲む温泉水」でも、採水地が違えば水質はまったく別物になります。だからこそ、ブランド名や雰囲気ではなく、数値で確認することが重要です。
■温泉水のpHはどのくらいか
pHは酸性〜アルカリ性を示す数値で、7が中性です。飲用の温泉水はアルカリ性を示すものが多く、pH8〜10程度のものがよく見られます。これは地層のミネラル分が溶け込む過程で自然にアルカリ性になったもので、電気分解などで人工的にアルカリ性にした水とは成り立ちが異なります。
なお、pHの数値の大小は水の優劣や健康効果を示すものではありません。水の性格を知る手がかりとして捉えるのが適切です。
pHの基本的な意味は「水のpHとは?アルカリ性・酸性の意味と飲み水の選び方」で詳しく解説しています。
■温泉水の硬度はどのくらいか
硬度は水1Lに含まれるカルシウムとマグネシウムの量です。温泉水の硬度は源泉によって幅が大きく、数mg/Lの超軟水から、100mg/Lを超える硬水まで存在します。
日本では硬度100mg/L未満が軟水とされ、日本国内の飲用温泉水には軟水〜超軟水が多い傾向があります。特に火山性の地層を通った水は、硬度が1桁台になることもあります。
硬度による違いは「超軟水とは?硬度による違い・メリット・デメリットと使い方」でも解説しています。
■温泉水の水質を見るときのポイント
飲む温泉水を選ぶときは、次の項目を確認しましょう。
・硬度(mg/L):低いほどまろやか。料理や飲用の好みに直結する
・pH:酸性〜アルカリ性の度合い。温泉水はアルカリ性が多い
・採水地・深度:どんな地層を通ってきた水か
・その他の成分:ORP、水素、シリカなど源泉特有の成分
・測定条件:数値がいつ・どの状態で測られたものか
特にORPや水素などは時間や容器で変化するため、測定条件とセットで確認することが大切です。
より詳しい選び方は「飲む温泉水の選び方 完全ガイド」にまとめています。
■よくある質問
Q. 温泉水はアルカリ性が多いのですか?
A. 飲用の温泉水にはアルカリ性を示すものが多く、pH8〜10程度のものがよく見られます。ただし源泉によって異なるため、個別に確認が必要です。
Q. 温泉水の硬度はどのくらいですか?
A. 源泉によって幅があり、数mg/Lの超軟水から100mg/Lを超える硬水まであります。日本国内の飲用温泉水には軟水〜超軟水が多い傾向です。
Q. pHや硬度が高いほど良い水ですか?
A. いいえ。pHも硬度も水の性質を示す数値であり、大小が優劣や健康効果を示すものではありません。用途と好みに合わせて選ぶのが基本です。
■SACLAの水質:pH9.8・硬度1.4mg/L
SACLA(さくらじまのやさしい水)は、鹿児島県垂水市「たるみず3号温泉」から湧き出る天然アルカリイオン温泉水です。桜島の火山活動が生んだシラス層を通ってきた水で、次の水質を備えています。
・硬度1.4mg/L|国内最高水準の超軟水
・pH9.8|温泉水由来の天然アルカリイオン
・ORP-390mV|源泉直後の測定値(充填時点では約-100mV)
・天然水素0.55ppm|東京工業大学(現・東京科学大学)の調査でも確認
各数値の測定条件は水質データのページに掲載しています。
SACLAは10L×2箱(合計20L)で¥5,500(税込・全国送料無料)、毎月お届けの定期便なら5%オフの¥5,225(税込)です。商品は商品一覧からご覧ください。
